三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

ズイナ

学名:Itea japonica Oliver
ユキノシタ科 ズイナ属
暖地の山中に見られる落葉低木で、幹の高さは1〜2m。
若葉をヨメナのように食べるので、ヨメナノキともいう。枝はよく分岐し、若い枝は淡緑色。
葉は互生し、卵状長楕円形で先は鋭くとがり、長さ7〜12cm、縁に細鋸歯があり、両面に
約8対の平行した側脈が目立つ。5〜6月、枝の先に長さ5〜17cmの上向きの総状花序を
つくり、多数の小さな白色の花を開く。花弁は卵状披針形で5枚、直立し、同数の萼裂片と
おしべがある。2心皮からなる子房は半下位で、基部を花盤が環状にとりまき、花柱は1本、
頭状の柱頭におわる。果実は刮ハとなり、萼片や花弁は宿存する。
日本の近畿地方南部、四国、九州に分布する。
参考:世界大百科事典(平凡社)

   
2017.05.27 17:42
NEC N-01E
横浜市金沢区富岡西5 
 

2017.05.25 18:11
NEC N-01E
横浜市金沢区
 

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