三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

イソギク(磯菊)
学名 Chrysanthemum pacificum Nakai
キク科 宿根草 
茨城〜静岡県、伊豆諸島に自生する。
葉裏に銀色の毛を密生して美しく、花は黄色で野趣があるので、最近いけ花の材料として栽培されるようになった。
高さ40-50cmになるが直立せず倒れてから30cmぐらいの茎が立ち、11月中旬には粗くほうき状に分岐した小枝の先に
頭状花をつける。
 頭状花には舌状花がなく、すべて黄色の管状花から成っている。しかしときに小さな舌状花がでるものがあり、これを
ハナイソギクf.radiatum Kitamと呼んでいる。
(参考: 園芸植物(露地編) 浅山英一 平凡社、他)




2005/12/04 16:30
NIKON D70
横浜市金沢区富岡西
住宅街の民家の庭先

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