三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

ニワゼキショウ(庭石菖)
common blue-eyed-grass : satinflower
学名 Sisyrinchium atlanticum Bicknell
アヤメ科 多年草 路傍の、草丈の低い草地や芝生の中などに普通に見られる。
北アメリカ原産の帰化植物で、日本への渡来1887年(明治20年)ころと推定されている。
茎は高さ10〜20cm、扁平で狭い翼がある。葉は線形で巾2〜3mm、縁には微少な突起があって
ざらつく。花は5-6月に咲き、茎の上部の2枚の苞葉の間から2〜5個の花が散形状に出る。
花柄は約2cm、花は淡紫色で、濃紫色の条がある。径1〜1.2cm。花被は6枚あり、平開する。
おしべは3本。花糸の下半分は合着し、黄色の腺毛を密生する。子房は下位で3室、熟すると朔果
となる。朔果は球形で径3〜5mm、紫色を帯びて光沢があり、中には多数の種子がある。
参考:世界大百科事典(平凡社)

 


 
ニワゼキショウ
2014/08/29 18:04 NEC N902iS
横浜市金沢区能見台通り 住宅街の民家の庭先 

 
 

 2016/05/03 10:58 NEC N-01E
横浜市金沢区長浜公園

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