三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

イワフジ(岩藤)/ニワフジ(庭藤)
学名 Indigofera decora Lindl.
マメ科の落葉低木。
花期: 5〜6月
分布:本州(東海地方から西)、四国、九州、中国大陸
淡紅色で長さ15mmあまりの蝶形の花が咲く。山中の川岸などに生える。旗弁が立ち長楕円形、
がくは長さ約2mm、毛がなく、歯片は3角形をなし、花の柄は細く長さ約5mm、さやは円筒形で長さ4〜5mm、毛がなく、
花序は其年のびた枝の上部の葉腋から出て、柄をあわせ長さ10〜20cmに及ぶ。葉は9〜11枚の小葉からなり、
子葉は長楕円形で両端がにぶくとがり長さ2.5cm〜4cm、両面に殆ど毛が無く、若枝は円く毛がなく滑らかである。
高さ2mぐらいになる。希に白花品があって、しろばなニワフジと呼ぶ。
参考:原色日本野外植物図譜1 NDC470(誠文堂新光社) 

下の写真は北限((東海地方)を越えた鎌倉で花をつけているが、地球温暖化の影響もあるのであろうか。


2015/07/25 18:34 NEC N-01E
鎌倉市大巧寺の庭 (東面の庭)
 
  2015/10/15 13:12 NEC N-01E
鎌倉市大巧寺の庭(西面の庭) 
 

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