タマスダレ(玉簾)/サフランモドキ
Zephyranthes
ヒガンバナ科の多年草。 高さ約30cm。
タマスダレ属Zephyranthes(英名atamasco lilly)は、アメリカ大陸に約35―40種の原種
があり、そのうち数種が春植えの鉢用や花壇用観賞植物として栽植される。
葉は細長く円柱状多肉で地下鱗茎に叢生。
タマスダレZephyranthes candida (Lindl.) Herb.は、日本の暖地では雑草とまじって野生状態に
なっていることもあるほど丈夫である。夏から秋に、高さ20cmほどの花茎に上向きの白い花を
1個頂生し、それが多数群がって咲く様子は、円柱状の濃緑の葉とのコントラストが美しく、花壇の
縁取りに多く利用される。アルゼンチン原産。
よく似たサフランモドキZephyranthes carinata (Spr.) Herb (英名 Zephyr lilly) は、中央アメリカ
原産で桃色花をつける。温帯原産のタマスダレは最もつくりやすく、春に植え込んで、多めに肥料
を与えるとよい。
(参考 世界大百科事典 平凡社)
タマスダレZephyranthes candida (Lindl.) Herb. 横須賀市長沢 農地に囲まれた民家の庭 撮影日 2005/09/18 16:19 OLYMPUSC2500L |
|
タマスダレZephyranthes candida (Lindl.) Herb. 横須賀市久里浜花の国公園 2013/09/20 13:57 NIKON D70 |
|
サフランモドキ Zephyranthes carinata (Spr.) Herb 横浜市金沢区六浦4 2015/08/25 17:31 NEC N-01E |
サフランモドキ Zephyranthes carinata (Spr.) Herb 横浜市金沢区能見台3 2015/08/27 11:29 NEC-N-01E |
前ページ(八月の花(その1))へ
トップページに戻る