三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure
クロサンドラ/ヘリトリオシベ(縁取り雄蕊)
/ジョウゴバナ(上戸花)
crossandora
学名:crossandora infundibuliformis
キツネノゴマ科 クロサンドロ属 常緑小低木
草丈:15〜80cm
開花期:6〜10月
花色:橙、赤、黄、白
熱帯アフリカ、マダガスカル、インドに20種あまりある。
日本では観賞用にジョウゴバナcrossandora infundibuliformis Nees(一名ヘリトリオシベ)がおもに栽培されている。
葉は対生し、濃緑色で光沢がある。 
オレンジ色の花が花穂から次々と開き、開花期間が長い。発芽温度25度で高温多湿には強いが、冬は8度以上が必要。
花はおもに夏のころ、頂部の葉腋から花穂をだしてつき、ジョウゴ状で橙赤色、先端部は5裂し、下部は管状となり、四角ばった
苞の下部から順に咲く。一般に栽培されるのはこのジョウゴバナと、これをヨーロッパで改良した園芸品種モナ・ウォールヘッド
cv.Mona Wallhedである。
参考:  世界大百科事典(平凡社)  はじめての園芸百科(主婦の友社)


 
 
  2015/07/24 13:52 NIKON D70
横浜市金沢区富岡西6
参考書*では、花弁は5裂するとあるが、写真の個体では、中には5裂があるとしても、大部分は3弁花で、残りの花弁は小さく退化するか、消滅してしまっている。


前ページ(七月の花(その2))へ
 トップページに戻る