三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure

ヒイラギナンテン(柊南天)
学名Mahonia japonica   
メギ科の常緑潅木。
高さ1m余。幹は直立、分枝し、葉は5〜8対の小葉からなる羽状複葉は大きな歯牙を具え、
その先端はとげとなる。春、黄色の小花を総状につけ下垂する。果実は紫黒色。
トウナンテン
ヒマラヤから中国大陸や台湾にかけて野生し、17世紀末に薬用木として日本に渡ってきた。
株立性で、材や内皮および根は鮮黄色になる。葉は互生で、奇数羽状複葉が枝先に叢出し、
革質で光沢がある。小葉には大きな鋸歯があり、ヒイラギに似て尖鋭で触ると痛いので、公園や
人留用の植込みに植えられる。3〜4月に総状花序に小花を多く咲かせ、萼は9枚で花弁は6枚。
果実は液果、6〜7月に紫黒色に白粉がついたように熟す。

参考:広辞苑(岩波書店)、世界大百科事典(平凡社)



ヒイラギ南天の花
横浜市金沢区
長浜公園
2006/03/20
14:57
OLYMPUS C2500L
ヒイラギナンテンの花
横須賀市野比
の農村地帯の民家
2007/02/11
:14.28 
 
ヒイラギナンテンの実
2015/07/04 12:34
NEC N01-E
 千葉県市川市柏井町
市川メモリアルパーク
 
 

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