三浦半島の草花   Botanical Scene & Flower of Miura-Peninsure
ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)
Lippia nodiflora
クマツヅラ科 
Lippia Houst.ex L.
イワダレソウ属
原産:熱帯アメリカに90種、アフリカに2〜3種を産する。葉は対生あるいは3片輪生、まれに互生し、全縁、歯牙縁、
欠刻縁、花は小型で往々ランタナ(Lantana)に似ている。通常白色、桃色、帯紫色で、頭状あるいは穂状花序に着く。
萼は2〜4歯があるかまたは2〜4中裂し、乾燥果を包む。花冠には幅広い普通微凹頭の4裂片があり、歪形または2唇をなし、
花筒は円筒形で真直または時に弯曲する。雄蕊は4本で、2強雄蕊をなし、花筒の中半分に着きほとんど超出しない。
砂浜に生える多年草。ときには、その名の通り岩から垂れ下がって咲く。茎は長く地表を這い、節から
不定根を出して拡がっていく。
花は葉腋から直立して長さ10〜20cmになり、小さな淡紅色の花を多数つける。
(参考: 最新園芸大辞典 発行所誠文堂、 朝日百科 植物の世界2 (朝日新聞社))

 

 
2015/06/16 17:28
NEC N-01E
横浜市金沢区富岡西5
住宅街民家の庭さき
 

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