ー三浦半島の草花ー
サンザシ
(山査子
山楂子
メイフラワー
Crataegus cuneata Sieb. et Zucc.
バラ科サンザシ属 落葉低木 樹高/1.5~3m
開花期/4~5月(結実9月)
 中国原産で、庭木として栽植される。多くの枝を出し、新枝は有毛でとげがある。
葉は広倒卵形から楕円状長卵形で、上部で浅~深3裂することが多く、葉縁には鈍鋸歯が
ある。春に新葉が展開するとともに、枝の先に散房状に数花をつける。
 白い5弁の小花(直径約2cm)が5~10個群がって咲き、花で株が埋まるようになります。
 秋に熟する果実は球形で、直径は約1.5cm、通常紅熟し、。山(さんざ)と呼ばれ、薬用とされて
利尿、通経に効き目があるとされる。また血管を拡張して、血圧を降下させる作用があるといわれる。
 サンザシ属Crataegus(英名hawthom、この実の英名をthorn appleという)は北半球の温帯に広く分布し、
とくに北アメリカで多くの種(900種以上)が分化している。
[伝説]サンザシに関する西洋伝説では、キリストの荊冠がこれで作られたとする話が有名で、冠をかぶせられた
ときに飛び散ったキリストの血がサンザシを清めたという。
(出展:決定版はじめての園芸百科 主婦の友社 /世界大百科事典 平凡社)
 



 
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