ー三浦半島の草花ー
ナス(茄子)
eggplant
学名Solanum melongena L
ナス科の一年草(熱帯では多年草)
インド原産とされ、広く温・熱帯で栽培。中国での栽培はきわめて古く《斉民要術》に
すでに栽培、採種について記載されており、千数百年の歴史を有する。日本への渡来
年代は不明であるが、最古の記録として、正倉院文書に<天平勝宝2年(750)6月21日
藍園茄子を進上したり>とあり、また《延喜式》の記述内容からも、古くから栽培され重要な
野菜であったと推定される。
葉は卵形。夏・秋に淡紫色の合弁花を葉のつけねに開く。
果実は倒卵形・球形または細長い楕円形で、紫黒色または黄白色。
食用とする。各地方により品種が多い。
(参考:広辞苑 岩波書店 世界大百科事典)
横須賀市大津町 民家の庭 撮影日 2013/07/16 17:33 NIKON D70 |